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湘南の地のものを食べる幸せ

 

私が大好きな場所の一つに、神奈川県の葉山町と言うところがあります。
いわゆる「湘南」といわれる一角をしめる葉山ですが、通常「湘南」といって連想される、華やかさや若者がいっぱいいるイメージとは一線を画しています。

どちらかと言うと、「華やか」よりは「落ち着いた」感じがして、そこにいるだけで人々の心を洗ってくれるような、そして落ち着きや安定感を与えてくれるような、そんなステキな場所です。

<葉山 森戸海岸>

さて、こんなステキな場所で、この場で取れた地のものを今回食べてきました。
お店の名前は「なじま」というお店。
葉山の一軒家をそのままお店として使っている、とっても居心地のよいお店でした。

<なじま お店の中>

こんな感じです。

さてさて、今回私はランチでうかがったのですが、一番気に入ったのは、

「メニューの潔さ」

です。

<なじまメニュー>

見ての通り定食は「煮魚」か「焼き魚」かの2つしかない。(あとは追加メニュー)ようは、「うまいもの食べさせてあげるから、黙って食べててちょーだい」と宣言しているわけです。私の期待はどんどん膨らみます。

で、いよいよ食事が運ばれてきました
来ましたが。。。
こっ、これはなんだ!?

<煮魚定食>

ご飯に、味噌汁に、メインの金目鯛の煮付け、それにお刺身(まぐろとぶりといか)、そして生のえびとつぶ貝、シーフードサラダに小鉢二つ、おまけにアジのたたきまで。。。

恐れ入りました。
コレはどれも近くの漁港で上がったものだそうです。とことんまで地のおいしい魚介類を食することができる。本当に幸せな瞬間でした。

確かに腕利きのシェフが時間と手間をかけて作った料理はおいしいと思います。フランス料理のフルコースなど。でも今回のように「地のものを、一番おいしい食べ方で食べる」というのも「おいしい」の異なる姿なんじゃないかと私は考えています。

お金をそれほどかけなくても、「おいしい」を味わうことができる。
それはまた異なる「幸せの形」でもあるでしょう。
実はそんなにお金をかけなくても、こうしておいしく、幸せになれるのです。

これこそ、幸せスイッチがONになる瞬間。
湘南にはそんなスイッチがいっぱいころがっています。

これからそんな幸せスイッチをきままにのんびり綴っていきたいと思います。

 

 

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