立春間近の2月2日、「ていねいな時間」さん( https://www.facebook.com/teineinajikan )主催の
「立春の『ていねいな時間』ー 出汁からこだわる恵方巻きづくりで、福はうち! 」
に参加させていただいた。
目白にある、そこだけ昭和時代に戻ったかのような
古民家「ゆうど」で行われた、このワークショップ。
ちなみにこの「ゆうど」という名前は、東北地方の古い言葉で’井戸’の意。
その名の通り、庭に井戸があり、いつもその水を汲んで利用しているのだそうだ。
だしソムリエ協会代表のMAKIさんによる、天然だしのとりかたのレクチャーから始まり、
昆布や、かつおの枯れ節、白口いわしの煮干しなどの、ブレンド出汁の試飲などに続く。
鰹節については、大阪のヤマヒデ食品株式会社村岡さんによる、
様々な種類の削り節の風味の違いを体験したり、
築地の海苔店鳩屋鵜飼さんによる、同じ地域に関わらず
季節によって全く味や風味が変わる海苔の体験など、
それぞれの素材の奥深い世界の一端を伝えてもらった。
そして、最後は、フードコーディネータのはらゆうこさんによる、
だし巻き卵の作り方。そして、みんなでの恵方巻きづくり。
自分で作った恵方巻きを、みんなで南南東の方角をみながらほうばる。
最後は、なんともシュールだけれども楽しい時間^^。
食後のお茶も、隠れ茶を守る会代表齊藤さんの和紅茶。やあ、どれも素晴らしい!!
普段の生活の中で、当たり前すぎて意識して来なかった出汁や、
それぞれの食材の奥深さを感じ取れた時間。
日々の何気ないことに意識を向ける、
それだけで、幸せや豊かさを感じとる感性もあがっていくのではと感じた一日。
贅沢で豊かな時間は、いつもシンプル。
日常の生活に意識を向けることだと改めて感じた一日でした。
