HOUSE VISION 2013 TOKYO EXHIBITIONとは
原研哉さん(日本デザインセンター原デザイン研究所)が発案し総合ディレクターを勤めるプロジェクト。
HOUSEと言っても今までの不動産業界で行われるようなモデルルーム展示場ではない。「暮らし方」を、「こんな家があればこういう暮らし方ができますよ」というようなこれからのライフスタイルの可能性を考える展示会だった。
とてもよかった。ご興味ある方は書籍や原さんのブログなど見てみてください。
まずはLIXIL×伊東豊雄
この土間がお気に入りです。土間や縁側っていうプライベートとパグリックの合間というかつなぎ目というかとてもいい♪
続いて、地域社会圏|シェアリングコミュニティ 未来生活研究会×山本理顕×末光弘和×仲俊治
500人で暮らせる建物の究極。「寝間」と「見世」という考え方がとてもわかりやすい。あくまでもこれかの住まい方の研究として見ていくとできることのヒントがありそう。
住友林業×杉本博司
↑楠無垢材の床。資源の使い方をしっかりと選んでいきたい。どんな割合でどれくらい育てていけば巡回するのか。そんなことを考えながら素材を選び商品にできたら購入した人はもっと価値を見出すのではないかなぁ。と勝手に違うことを考えたり。。。
無印良品×坂茂 家具の壁!?
キッチンの収納で野菜収穫中(驚)
TOTO/YKKAP×成瀬友梨・猪熊純
蔦屋書店×東京R不動産
テーブルの足部分だけ。どんな天板をのせようか考え中。
自分で創れるんでよね。家って。その第一歩。素材から楽しめる。これからのライフスタイル。少し位自分で直せなくては。ある本ではイギリスではほとんどの人が壁のペンキ塗り・ドアの修理などがうまいんだとか。。。
ものの生産だけではなく価値の生産を含んだ産業を。
日本には長いレキシとともに文化がある。最近できた国ではない。
ものをつくることは特技ながら、これからの資源のことや文化やデザインに対する考えをうまく融合しながらサスティナブルな価値を創造すること。これがこれから大切なことだと思う。
薄利多売、利益率、使い捨て、、、
ただ、儲けるのではなく、価値をしっかり提供して儲ける。お金を循環させる。
とても大切だなと思ってます。
お客様がその商品を買った・借りたことによって、生活が変わった。今の生活を楽しめるようになった。将来の安心感を得た。様々な視点はあるのかもしれないが、購入して満足しただけでは長続きはしない。すぐにいらないものと化する。そうならないためには、「購入してから楽しめる、充実することができる」というお客様のライフスタイルにしっかりとした価値を提供しなければならない。そして作り手の思いをしっかり伝えなければ買うべき人に買っていただくことができなくなる。
住宅でも同じこと。しっかりとした目的(vision)があって買う、貸すができればその後の生活は楽しめるはず。不動産を提供する側として、とても意識し大切にしていることです。
結局営業方針のような意見になてしまいましたが、どちらにしても今回の展示はこれからの住宅を通じてライフスタイルを考えるときにとても参考になりました。これからも楽しみですね。
